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日本原産の秋の七草

日本の山野に自生する藤袴(フジバカマ)。キク科の宿根草(シュッコンソウ)で淡い紅紫色の小花を咲かせて楽しませてくれるお花です。万葉の時代から日本人に親しまれてきた植物で、秋の七草の一つ。葉は生花の時は香りはしませんが、クマリンという成分を含むため、葉を乾燥させると、生乾きの時に「桜餅の葉」のような芳香がありますので、古来より香草として利用されていました。奈良時代に中国から渡来し野生化したと言われている花ですが、現在の日本には自生に適した環境が少なくなり、数が激減しており、絶滅危惧種として指定されています。

注意点

水が下がりやすいのでこまめに切り戻して、花瓶の水を換えて下さい。

日本の産地

群馬県、長野県

属性
キク目 キク科 ヒヨドリバナ属
原産地・自生地
日本・東アジア
学名
Eupatorium japonicum
英名
Thoroughwort
和名
藤袴(フジバカマ)
開花期
8月〜9月
出回り時期
6月〜11月(流通量が増えるのは8月〜10月)
花言葉
ためらい、躊躇(ちゅうちょ)、遅延、あの日を思い出す
水揚げ
水切り
ドライフラワー
×(ドライフラワーとしてはお勧め致しません。)
切り花の日持ちの目安
約1週間(花、葉の萎れ)
鮮度保持材
切り花延命剤
○(効果があるので使用をお勧めします。)
備考
切り花鮮度保持材は、花・葉の萎れを防ぎますので使用して下さい。
  • ※日持ちの目安はあくまでも目安の基準としてご利用下さい。
  • ※開花期・出回り時期は時代と共に変化しますので予めご了承下さい。
  • ※ドライフラワーは時間とともに色褪せていきますので予めご了承下さい。