カンガルー・ポー

黄色のカンガルー・ポー

細かい毛で覆われた質感が個性的な花

花茎全体が細かく細い毛で覆われており、独特の質感を持つオーストラリア原産のお花。花の名前は「カンガルーの前足」みたいな姿をしている事からきています。和風にも洋風の花束やアレンジメントにも使用しやすい花。生け花の花材としても利用されています。日本では開花期は春先から4月から6月頃迄が開花期ですが、南半球のジンバブエ(アフリカ大陸)・オーストラリアからの輸入が多いので、季節が逆転してる関係で、日本では秋頃に多く流通し、お花屋さんに並んでいます。

赤色のカンガルー・ポー

色もグリーン、レッド、イエローと様々な品種が生産されています。

カンガルー・ポーの花

こちらは、レッドアンドグリーンという品種。花茎の先が反り返るように上向きになり花が咲きます。雄しべが6本、細い雌しべが1本でています。西オーストラリア州の州花にもなっているお花です。

カンガルーの手の写真

カンガルーの指の数は、前足が5本で、後ろ足が4本です。

注意点

茎が意外と弱く折れやすいので活ける際に注意して下さい。
水が下がった時は湯揚げして下さい。

日本の産地

静岡県、沖縄県

海外の産地

オーストラリア・ジンバブエ

属性
ツユクサ目 ハエモドルム科 アニゴザントス属
原産地・自生地
オーストラリア
学名
Anigozanthos(先端が開いた花)
英名
Kangaroo-paw
和名
カンガルー・ポー
開花期
4月〜6月
出回り時期
2月〜12月(最盛期は10月・11月)
花言葉
不思議、驚き、分析
水揚げ
水切り、湯揚げ
品種
レッドアンドグリーン
ドライフラワー
○(ドライフラワーとしても楽しめます。)
切り花の日持ちの目安
約1週間(水に浸かった茎の腐り)
栄養剤
○(効果があるので使用をお勧めします。)
備考
切り花鮮度保持材は、花瓶の中で水に浸かった茎の腐りを防ぎますので使用して下さい。
  • ※日持ちの目安はあくまでも目安の基準としてご利用下さい。
  • ※開花期・出回り時期は気候や状況次第で変化しますのでご注意ください。
  • ※ドライフラワーは時間とともに色褪せていきますのでご注意ください。
花図鑑

花図鑑

一般的なお花屋さんに並ぶお花を中心に図鑑形式で、花の名前や特徴を紹介しています。

切り花を生ける際のポイントやドライフラワーとして楽しめるかどうかも紹介しています。