ブプレウルム

Bupleurum longiradiatum.var. elatius 2

葉を突き抜けた様に伸びる茎が印象的な花

ヨーロッパ原産の派手さは無いですが活けやすい素敵なお花です。ブプレウルムの特徴は葉を突き抜けるように花茎が伸びている姿。全体の緑と星形の花の黄色い色が調和している雰囲気が素敵なお花です。スプレー咲きですので花瓶に数本ざっくり活けても雰囲気がでますので、普段の生活にもあわせやすいお花の一種です。花束やアレンジメントにも使用される事が多いので周年(夏は減少傾向)安定して生産され流通しています。

お花屋さんではブプレウルムが訛り「ブプレリューム」「ブプレニウム」といった名前でも並んでいます。

By Qwert1234 (Qwert1234’s file) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

注意点

水揚げは良いお花ですが、下がりやすいので、こまめに茎を切り戻して下さい。
花から花粉ででますので注意して下さい。(衣服についても跡に残ることはありません。)

日本の産地

福島県、新潟県、長野県、静岡県、和歌山県、高知県

属性
セリ目 セリ科 ブプレウルム属(ミシマサイコ属)
原産地・自生地
ヨーロッパ
学名
Bupleurum rotundifolium
英名
Hare's ear
和名
突き抜き柴胡(ツキヌキサイコ)
三島柴胡(ミシマサイコ)
開花期
6月〜8月
出回り時期
周年(最盛期は春頃の3月〜5月)
花言葉
初めてのキス
水揚げ
水切り、湯揚げ
ドライフラワー
○(ドライフラワーとして楽しめます。)
切り花の日持ちの目安
約1週間。
茎が垂れ、葉が萎れます。
栄養剤
○(効果があるので使用をお勧めします。)
備考
切り花鮮度保持材は、茎と葉の萎れを遅らせますので使用して下さい。
  • ※日持ちの目安はあくまでも目安の基準としてご利用下さい。
  • ※開花期・出回り時期は気候や状況次第で変化しますのでご注意ください。
  • ※ドライフラワーは時間とともに色褪せていきますのでご注意ください。
花図鑑

花図鑑

一般的なお花屋さんに並ぶお花を中心に図鑑形式で、花の名前や特徴を紹介しています。

切り花を生ける際のポイントやドライフラワーとして楽しめるかどうかも紹介しています。