トルコギキョウ

トルコギキョウ

多彩な色と種類が魅力の花

名前の「トルコギキョウ」から「トルコ共和国」「桔梗の花」と関係があるかと思われますが、関係はありません。トルコ帽に似た姿を持つ桔梗のようなお花という事から名付けられています。実際は「桔梗」とも関係なく「リンドウ科」のお花になります。

原種は紫色ですが現在では品種改良により様々な色、一重咲き、八重咲き等のトルコギキョウが生産されています。

花束やアレンジメントでは脇役として活躍し、トルコギキョウ一種でも様になるので、人気のある花の一つです。

現在日本のお花屋さんでは、名前が混在していて「トルコギキョウ」「トルコキキョウ」「ユーストマ」「リシアンサス(Lisianthus – 昔の学名)」と主に4種の名前でお花屋さんに並んで販売されています。名前は異なっても全て同じ品種の花になりますのでご注意下さい。

注意点

花びらに水がつくと灰色かび病が発生しますので注意して活けて下さい。
夏でも水揚げが良く強い花です。花首が垂れてきたら湯揚げして下さい。
基本的には夏の花ですので、冬は10度以上の環境で活けると水揚げが良くなります。

日本の産地

長野県、千葉県、北海道、岩手県、山形県、秋田県、福島県、茨城県、長野県、静岡県、愛知県、高知県、福岡県

属性
リンドウ目 リンドウ科 ユーストマ属
原産地・自生地
北アメリカ(アメリカ合衆国テキサス州周辺)
学名
Eustoma grandiflorum
英名
Eustoma(ギリシャ語の「Eu - 良い」と「Stoma - 口」)
Texas Bluebell(テキサスの青いベル)
Tulip Gentian(ターバンの様なリンドウ)
和名
トルコ桔梗(トルコギキョウ)
開花期
6月〜8月
出回り時期
周年(人気の為、年間安定して流通しています。)
花言葉
優美、希望、楽しい語らい、すがすがしい美
水揚げ
水切り
品種
ピッコローサスノー、メープルキッズブルー、シルクラベンダー、ボヤージュイエロー、ユキボタン、ムースグリーン、ムースティアラピンク
ドライフラワー
△(明るい色の花は茶色に変色しやすいので、ドライフラワーは色の濃いものがお勧めです。)
栄養剤
◎(効果が大きいので必ず使用して下さい。)
備考
切り花の鮮度保持材は、蕾が咲く確率が上がり、花の色もはっきりし、日持ちの伸びますので使用して下さい。
  • ※日持ちの目安はあくまでも目安の基準としてご利用下さい。
  • ※開花期・出回り時期は気候や状況次第で変化しますのでご注意ください。
  • ※ドライフラワーは時間とともに色褪せていきますのでご注意ください。
花図鑑

花図鑑

一般的なお花屋さんに並ぶお花を中心に図鑑形式で、花の名前や特徴を紹介しています。

切り花を生ける際のポイントやドライフラワーとして楽しめるかどうかも紹介しています。