カスミソウ(霞草)

かすみ草

主役としても脇役としても活躍するお花

学名の「Gypsophila paniculata」は「石灰岩に育つスプレー状の花」の意味。「Gypsos(石膏)」と「Philios(愛する)」が語源です。花束やアレンジメントに使用される事も多い花です。かすみ草だけをまとめて花瓶に活けても様になるお花です。和名の「霞草」は、満開を迎えた時の様子が「霞」の様に見える事が由来となっています。現在、ウェディング等でも人気のあるお花で、ピンク、ブルー、パープル、イエロー、グリーン等に染めたかすみ草も生産され、流通しています。

注意点

苦手な方も多い独特な香りがありますので、活ける場所に注意して下さい。
葉は萎れやすいので、生けるときはできる限り取り除いて下さい。

日本の産地

北海道、福島県、静岡県、和歌山県、熊本県

海外の産地

ケニア、コロンビア、エクアドル、イスラエル

属性
ナデシコ目 ナデシコ科 カスミソウ属(ジプソフィラ属)
原産地・自生地
地中海沿岸、中央アジア
学名
Gypsophila paniculata
英名
Annual Baby's-breath
Showy Baby's-breath
和名
霞草(カスミソウ)、宿根霞草(シュッコンカスミソウ)
開花期
5月~7月
出回り時期
周年
花言葉
清い心、無邪気、夢見心地
水揚げ
水切り、湯揚げ
品種
ミリオンスター、パーフェクタ、マリーベル、ホワイトベール、スノーベール、ビッグミスター、雪ん子、雪ん子360、ユキンコクリスタル
ドライフラワー
○(ドライフラワーとして長く楽しめます。独特の香りに注意して下さい。)
栄養剤
◎(効果が大きいので必ず使用して下さい。)
備考
切り花鮮度保持材は、蕾が咲き、葉の黄変を防ぎますので使用して下さい。
  • ※日持ちの目安はあくまでも目安の基準としてご利用下さい。
  • ※開花期・出回り時期は気候や状況次第で変化しますのでご注意ください。
  • ※ドライフラワーは時間とともに色褪せていきますのでご注意ください。
花図鑑

花図鑑

一般的なお花屋さんに並ぶお花を中心に図鑑形式で、花の名前や特徴を紹介しています。

切り花を生ける際のポイントやドライフラワーとして楽しめるかどうかも紹介しています。