ムギ(麦)

麦

春は新緑の季節をイメージする青々しさ、秋は豊穣をイメージする黄金色を見せてくれる花

麦には「大麦」「小麦」「ビール麦」等、様々な品種がありますが、切り花として生産され流通するのは「大麦(オオムギ)」。春頃には新緑の季節をイメージさせてくれる青々とした大麦がお花屋さんに並びます。麦だけで活けても、洋花のアクセントとして一緒に活けても素敵なお花です。春に出回る麦は青々としていて春の色鮮やかな花と組み合わせるのもお勧めです。秋には黄金色の麦も出回りますので、秋らしい花束やアレンジメントに使用される事もあります。

注意点

一輪として見たら葉はついていた方が素敵ですが、葉は黄変しやすいので取り除いて活けるのもお勧めです。
茎は空洞で折れやすいので剣山やオアシス(吸水性のスポンジ)にさすときには折れないよう注意して下さい。

日本の産地

静岡県、和歌山県

属性
イネ科 オオムギ属
原産地・自生地
中東
学名
Hordeum(オオムギ)
英名
Barley
和名
麦(ムギ)
開花期
4月〜6月
出回り時期
12月〜5月(2月・3月が最盛期)
花言葉
富、繁栄、希望、豊作
水揚げ
水切り
ドライフラワー
○(ドライフラワーとしても楽しめます。)
切り花の日持ちの目安
約一週間。
葉が黄変
栄養剤
△(特に必要ありません。)
備考
切り花鮮度保持材は、特に効果が見られないので使用する必要はございません。
  • ※日持ちの目安はあくまでも目安の基準としてご利用下さい。
  • ※開花期・出回り時期は気候や状況次第で変化しますのでご注意ください。
  • ※ドライフラワーは時間とともに色褪せていきますのでご注意ください。
花図鑑

花図鑑

一般的なお花屋さんに並ぶお花を中心に図鑑形式で、花の名前や特徴を紹介しています。

切り花を生ける際のポイントやドライフラワーとして楽しめるかどうかも紹介しています。