コデマリ(小手毬)

コデマリの花

中国原産のバラ科 シモツケ属の落葉低木「コデマリ」。日本では中国より渡来し、帰化植物として日本に自生するようになりました。春にしなやかな細い枝に小さな手鞠(テマリ)状に小花を咲かします。お花屋さんに小手毬(コデマリ)が並ぶと春が到来するのだと感じさせてくれるお花の一つです。

野に咲くコデマリ

満開のコデマリは白い小花をまとめて咲かし、春らしく、優しい温かな表情も見せてくれます。

注意点

咲き終わったら花びらが次々と落ちますので飾る場所に注意して下さい。
鋏(ハサミ)で切り戻したら割りこみを入れると水が下がりにくくなります。
水は好みますので、花瓶の水切れに注意して下さい。

日本の産地

静岡県、和歌山県

属性
バラ目 バラ科 シモツケ属
原産地・自生地
中国
学名
Spiraea cantoniensis
英名
Reeves spirea
和名
小手毬(コデマリ)
開花期
3月〜5月
出回り時期
1月〜4月(最盛期は3月)
花言葉
優雅、上品、友情
水揚げ
・湯揚げ
・焼き揚げ→消毒用アルコール(エタノール)に浸ける
・叩く→消毒用アルコール(エタノール)に浸ける
ドライフラワー
×(ドライフラワーとしてはお勧め致しません。)
切り花の日持ちの目安
約7日〜10日間(花びらが落ちる)
栄養剤
○(効果があるので使用をお勧めします。)
備考
切り花鮮度保持材は、花の萎れを遅らさるので使用して下さい。
  • ※日持ちの目安はあくまでも目安の基準としてご利用下さい。
  • ※開花期・出回り時期は気候や状況次第で変化しますのでご注意ください。
  • ※ドライフラワーは時間とともに色褪せていきますのでご注意ください。
花図鑑

花図鑑

一般的なお花屋さんに並ぶお花を中心に図鑑形式で、花の名前や特徴を紹介しています。

切り花を生ける際のポイントやドライフラワーとして楽しめるかどうかも紹介しています。