花の女王
紀元前時代から楽しまれ、ナポレオンの時代からすでに品種改良が行われていると言われている歴史的にも長く愛されているお花。世界の市場には3万種を越える品種があります。バラの品種改良に取り組み出したのはヨーロッパが中心ですが、自生している地域はヨーロッパ・北米よりアジア(中東地域、中国、日本)に多く見られました。ころんとした印象のカップ咲き、中心の花がぎゅっと詰まったロゼッタ咲きや、様々な姿のバラが品種改良により流通しています。バラの香りも世界中の人々に愛され、フレグランス、アロマ、芳香剤等にも使用されています。
ダリアや菊と同様、花束やアレンジメントにも使用される頻度の高いお花です。
注意点
茎が長いと水が下がりやすいので、水が下がってきたら茎を短く切って活けると長く楽しめます。水は毎日交換して切り花延命剤を使用するのをオススメします。棘(トゲ)を残すと水が下がりにくくなるので、問題なければ棘は残して生けると日持ちします。
日本の産地
山形県、群馬県、静岡県、愛知県、奈良県、和歌山県、山口県、愛媛県、大分県
海外の産地
コロンビア、モロッコ、インド、韓国、ケニア
- 属性
- バラ目 バラ科 バラ属
- 原産地・自生地
- 北半球の温帯域(ヨーロッパ・アジア)
南半球にはバラは自生ていません。
- 学名
- Rosa bourboniana
- 英名
- Rose
- 和名
- 薔薇(バラ)
- 開花期
- 5〜6月
9〜10月
- 出回り時期
- 周年(一年中安定して流通していますが、自然開花期の5月〜6月、10月に流通量が増加)
- 花言葉
- 情熱、熱烈な恋
- 水揚げ
- 水切り
湯揚げ
焼き揚げ
※水が下がったら新聞紙で頭の先まで巻き、閉じてから逆さまにして新聞紙全体を濡らして下さい。その後、茎を切り戻して叩き(砕く)、深水に浸けてておくと水が揚がりやすくなります。
- ドライフラワー
- ○(ドライフラワーとして楽しめます。白い薔薇は茶色よりに変色、赤い薔薇は黒っぽく変色)
- 栄養剤
- ◎(効果が大きいので必ず使用して下さい。)
- 備考
- 切り花鮮度保持材は、水揚げがよくなり、ベントネックを防ぎます。花も大きく開きますので必ず使用して下さい。
バラを楽しむのは切り花も素敵ですが、日本各地にある春のバラ園もお勧めです。
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- ※日持ちの目安はあくまでも目安の基準としてご利用下さい。
- ※開花期・出回り時期は気候や状況次第で変化しますのでご注意ください。
- ※ドライフラワーは時間とともに色褪せていきますのでご注意ください。