スカビオサ(西洋松虫草)

スカビオサ

初夏を彩る人気の小花

お花屋さんに並ぶスカビオサは西洋松虫草(セイヨウマツムシソウ)。品種改良による園芸品種のお花です。日本に自生しているマツムシソウ(松虫草)と似ていますが品種が異なり、マツムシソウ(松虫草)はお花屋さんの店頭には並ぶことは珍しいです。

色はボルドー(紫系)、ピンク、黄色、グリーン、ラベンダー(紫系)

マツムシソウ(松虫草)とは?

北海道から九州にかけて、主に日本の山の草原等で自生するスカビオサの仲間。
8月〜10月頃、日本の高原に秋の訪れを知らせる花として親しまれています。
高山性の「タカネマツムシソウ」や草丈の低い「ソナレマツムシソウ」などの変種があります。

スカビオサ・ステラータ

ドイツではステルンクーゲル(星の球)と呼ばれ、花が終わった後スカビオサの実がなった状態のものが流通しています。ドライフラワーとしても楽しめます。

注意点

茎は細く折れやすいので注意して下さい。
湿気や蒸れに弱いので葉をできるだけ整理してから活けて下さい。

日本の産地

北海道、長崎県、福岡県

海外の産地

ケニア、オランダ

属性
マツムシソウ目 マツムシソウ科 スカビオサ属
原産地・自生地
ヨーロッパ西部、コーカサス、アフリカ、中国
学名
Scabiosa atropurpurea
Scabiosa caucasica
Scabiosa stellata L.
英名
Scabiosa
和名
西洋松虫草(セイヨウマツムシソウ)
開花期
3月~10月
※種類により違いありますが初夏が最盛期
出回り時期
周年(10月〜5月が流通量が多いです)
花言葉
風情、愛を失った、敏感、無からの出発
水揚げ
湯揚げ
水切り
品種
西洋松虫草:スノーメイデン、クイズ・シリーズ、アンダルシア、ボルドー、ラベンダー、モモコ、スーパーピンク、クイーン
コーカシカ:パーフェクタアルバ、トールダブル、ファーマ
ステラータ:ゴールドフィンガー
ドライフラワー
△(花弁が触れると崩れるくらい弱い状態になります。)
※スカビオサ・ステラータはドライフラワーとして長く楽しめます。
切り花の日持ちの目安
約1週間。
花びらの枯れ。ベントネック。
栄養剤
◎(効果が大きいので必ず使用して下さい。)
備考
切り花鮮度保持材は、花が大きく咲き、色が鮮やかになりますので使用して下さい。
  • ※日持ちの目安はあくまでも目安の基準としてご利用下さい。
  • ※開花期・出回り時期は気候や状況次第で変化しますのでご注意ください。
  • ※ドライフラワーは時間とともに色褪せていきますのでご注意ください。
花図鑑

花図鑑

一般的なお花屋さんに並ぶお花を中心に図鑑形式で、花の名前や特徴を紹介しています。

切り花を生ける際のポイントやドライフラワーとして楽しめるかどうかも紹介しています。