赤い実をつける千両(センリョウ)

お正月の縁起物として歴史のある実

センリョウ科の常緑低木「千両(センリョウ)」。鮮やかな緑色の葉と赤い実が特徴的な樹木。常緑樹で、お正月の時期に赤い実を実らせる事から縁起の良いものとされ、江戸時代には、多くの園芸品種が作られ人気を博したと言われています。果実を上向きにつけるのが特徴です。名前の由来はヤブコウジ科の「万両(マンリョウ)」を受けて「千両(センリョウ)」という名前がつきました。黄色い実をつける「黄実の千両(キミセンリョウ)」も生産されお花屋さんに並びます。

注意点

実をつけた枝(切り花)ですが、品質保持剤が効果的ですので使用して下さい。

日本の産地

茨城県、千葉県、島根県、高知県

属性
センリョウ科
原産地・自生地
日本(関東より南の地域、台湾、中国南部)
学名
Chloranthus glabra(花が緑で葉に毛が無い)
英名
Senryo
和名
千両(センリョウ)
開花期
6月〜8月
出回り時期
12月
花言葉
富、財産
水揚げ
湯揚げ、叩き(根元を叩いて下さい。)
品種
千両(キミセンリョウ)
黄実の千両(キミセンリョウ)
ドライフラワー
×(ドライフラワーとしてはお勧め致しません。)
切り花の日持ちの目安
約1ヶ月
鮮度保持材
切り花延命剤
◎(効果が大きいので必ず使用して下さい。)
備考
切り花鮮度保持材は、水が下がりにくくなり、葉の黄変を防ぎますので使用して下さい。
  • ※日持ちの目安はあくまでも目安の基準としてご利用下さい。
  • ※開花期・出回り時期は時代と共に変化しますので予めご了承下さい。
  • ※ドライフラワーは時間とともに色褪せていきますので予めご了承下さい。