シレネ・サクラコマチ(桜小町)

シレネ

桜のような可憐な小花

春から夏にかけて咲くナデシコ科の宿根草(シュッコンソウ)。可憐な小花を咲かせ、葉はトルコギキョウに似ています。和名の「虫取撫子(ムシトリナデシコ)」とあるように、上部の茎の節からねばした分泌物をだし、虫が動けなくなるほど、粘液を出す花になります(食虫植物ではありません)。お花屋さんでは「シレネ」「桜小町(サクラコマチ)」という名前で並ぶ事が多いお花です。お花屋さんに並ぶ花で「シレネ・グリーンベル」という花もありますが、違うお花になりますので注意して下さい。

注意点

花の下や茎から粘液が出るので活ける際は注意して下さい。

日本の産地

福岡県、佐賀県

属性
ナデシコ目 ナデシコ科 シレネ属
原産地・自生地
ヨーロッパ、北アフリカ
学名
Silene armeria(シレネ・アルメリア)
英名
Sweet william catchfly
Garden catchfly
和名
小町草(こまちそう)
虫取撫子(むしとりなでしこ)
開花期
5月~8月
出回り時期
9月〜5月(最盛期は3月)
花言葉
青春の愛、未練、しつこさ、裏切り、罠、あざむかれた人
水揚げ
水切り(水揚げは良い花です。)
品種
サクラコマチ
ドライフラワー
×(ドライフラワーとしてはお勧め致しません。)
切り花の日持ちの目安
約1週間(花のしおれ、葉の黄変)
栄養剤
○(効果があるので使用をお勧めします。)
備考
切り花鮮度保持材は、花の萎れを防ぐので使用して下さい。
  • ※日持ちの目安はあくまでも目安の基準としてご利用下さい。
  • ※開花期・出回り時期は気候や状況次第で変化しますのでご注意ください。
  • ※ドライフラワーは時間とともに色褪せていきますのでご注意ください。
花図鑑

花図鑑

一般的なお花屋さんに並ぶお花を中心に図鑑形式で、花の名前や特徴を紹介しています。

切り花を生ける際のポイントやドライフラワーとして楽しめるかどうかも紹介しています。