ローズマリー

ハーブとして有名なローズマリー

株全体に香りを持ち、薬用、香料、料理の臭み消しに使用されているローズマリー。地中海沿岸原産の常緑低木。葉のイメージがありますが、樹木として分類される植物です。垂直に伸びる立ち性タイプと、地面を這うように伸びるほふく性タイプ、中間の半立性タイプがあります。イタリア料理での香りつけやハーブティーで頻繁に使用される芳香の高い植物。スーパーでは食品コーナーでハーブとして販売されていますが、お花屋さんでは観賞用の葉ものとしてや花のついた状態で店頭に並びます。

スーパーで料理用に購入し余ったものを、小さな花瓶や、一輪挿しで生けても素敵です。東京では公園やマンション等の花壇に良く植えられているのを見かけます。

日本へは中国を経由して江戸時代の末期に渡来し、和名では迷迭香(マンネンロウ)と呼ばれていました。

紫色の花を咲かすローズマリー

ローズマリーの花の色は?

紫色、ピンク、白等品種によって花の色が異なります。

注意点

花瓶に生けた際は水に浸かった部分の表皮が剥けやすくなりますので、細めに取り除き、水も交換すると日持ちします。

日本の産地

岩手県、京都府、静岡県

海外の産地

フランス、チュニジア、スペイン、ポルトガル、イタリア、モロッコ、インド、イギリス、アメリカ、中国、オーストラリア

属性
シソ目 シソ科 マンネンロウ属
原産地・自生地
地中海沿岸地方
学名
Rosmarinus officinalis L.
英名
Rosemary
和名
マンネンロウ(迷迭香・万年香)
開花期
11月~5月
出回り時期
周年
花言葉
追憶・思い出・あなたは私を蘇らせる・記憶・貞節・誠実・変わらぬ愛・私を思って・静かな力強さ
水揚げ
水切り
品種
トスカナブルー、マリンブルー、マジョリカピンク、モーツァルトブルー
ドライフラワー
△(ドライフラワーにすると、褐色色に変色し、緑色は残りにくいです。)
切り花の日持ちの目安
約2週間。 退色していきます。
栄養剤
△(特に必要ありません。)
備考
切り花鮮度保持材は、特に効果が見られないので使用する必要はございません。
  • ※日持ちの目安はあくまでも目安の基準としてご利用下さい。
  • ※開花期・出回り時期は気候や状況次第で変化しますのでご注意ください。
  • ※ドライフラワーは時間とともに色褪せていきますのでご注意ください。
花図鑑

花図鑑

一般的なお花屋さんに並ぶお花を中心に図鑑形式で、花の名前や特徴を紹介しています。

切り花を生ける際のポイントやドライフラワーとして楽しめるかどうかも紹介しています。