アジサイ(紫陽花)

紫陽花

日本では梅雨を知らせるお花として一般的なお花ですが、現在は様々な品種が出回るようになりお花屋さんでは1年中店頭に並ぶお花です。原産地は日本を中心とした東アジアになり、外国の方からみたら、豪華なインパクトの強い花になります。ヨーロッパに渡り、品種改良が行われ逆輸入された「西洋アジサイ」と呼ばれる紫陽花が現在人気の品種となっています。花に見えるのは萼片(装飾花)で、葉が変形したものになります。

最近のお花屋さんでは、和名の「紫陽花」、学名の「ハイドランジア」という名前で販売されています。

日本に自生している紫陽花について

日本に自生していた紫陽花は「萼アジサイ」「山アジサイ」と呼ばれるもので、見た目もお花屋さんで売られている紫陽花(アジサイ)とは異なり、「萼アジサイ」は中心に紫色をした小さな珊瑚状のものが花でその周りを額縁の様に萼片(装飾花)を咲かせます。

山アジサイ

山アジサイの参考画像です

注意点

切り花の中でも水が下がり易いお花ですので、購入し、帰宅したらすぐに花瓶に活けて下さい。

日本の産地

千葉県、群馬県、島根県、北海道、愛媛県

海外の産地

オランダ、ニュージーランド

属性
ミズキ目 アジサイ科 アジサイ属
原産地・自生地
日本、東アジア
学名
Hydrangea
英名
Hydrangea
和名
紫陽花(アジサイ)
七変化(ナナヘンゲ)
開花期
5月〜7月
出回り時期
周年(最盛期は3月下旬~12月上旬)
花言葉
移り気、浮気、冷酷、変節、あなたは冷たい
水揚げ
水切り
焼き揚げ
根元割り
品種
アルプス、アンティーク、ロデオ、ホパリン、グローイングアルプス、オパール、ベレナ
ドライフラワー
OK(品種によってドライフラワーになるもの、ならないものありますが、色がしっかり残り長く楽しめます。)
栄養剤
◎(効果が大きいので必ず使用して下さい。)
備考
切り花鮮度保持材は、花の持ちが長くなるので使用して下さい。
  • ※日持ちの目安はあくまでも目安の基準としてご利用下さい。
  • ※開花期・出回り時期は気候や状況次第で変化しますのでご注意ください。
  • ※ドライフラワーは時間とともに色褪せていきますのでご注意ください。
花図鑑

花図鑑

一般的なお花屋さんに並ぶお花を中心に図鑑形式で、花の名前や特徴を紹介しています。

切り花を生ける際のポイントやドライフラワーとして楽しめるかどうかも紹介しています。