アイスランドポピー(ポピー)

野に咲く赤いポピー

野に咲くポピー

蕾み(つぼみ)が特徴的な洋花

シベリアが原産。蕾みは毛が特徴的な愛嬌のある花です。麻薬の原料となるモルヒネを含有するケシ(芥子)の栽培は法律で禁じられていますが、このアイスランドポピーの栽培はモルヒネを含有していない為、園芸品種として認定され、法律では禁じられていません。

つぼみの形が独特で苦手な方もいるお花です。春に咲く花で花壇や公園等で見かけることができます。

花びらは薄く繊細で独特な雰囲気を醸し出しています。1759年に北極探検隊に加わっていた植物学者によってシベリアで発見されました。日本では英名のアイスランドポピー(Iceland Poppy)を略して通称「ポピー」と呼ばれています。

注意点

切り花は茎が腐りやすいので浅水で。こまめに水を換え、切り戻して下さい。単色より様々な色をミックスして、ザックリ活けると素敵な雰囲気になります。

日本の産地

千葉県

属性
ケシ目 ケシ科 ケシ属
原産地・自生地
シベリアほか
アジア大陸北部
学名
Papaver nudicaule
和名
シベリアヒナゲシ
開花期
3月から5月頃
出回り時期
12月〜5月
花言葉
忍耐、なぐさめ、忘却
水揚げ
水切り
湯揚げ
ドライフラワー
NG(お勧め致しません。)
栄養剤
△(特に必要ありません。)
備考
切り花鮮度保持材は、特別な効果が無いので使用する必要はございません。
東京近郊では3月下旬から5月下旬頃、立川市の「昭和記念公園」で約180万本のシャレーポピーと、30万本のアイスランドポピーが楽しめます。
  • ※日持ちの目安はあくまでも目安の基準としてご利用下さい。
  • ※開花期・出回り時期は気候や状況次第で変化しますのでご注意ください。
  • ※ドライフラワーは時間とともに色褪せていきますのでご注意ください。
花図鑑

花図鑑

一般的なお花屋さんに並ぶお花を中心に図鑑形式で、花の名前や特徴を紹介しています。

切り花を生ける際のポイントやドライフラワーとして楽しめるかどうかも紹介しています。