ラナンキュラス

ラナンキュラス

野に咲くラナンキュラス

春を彩る可愛らしい豪華なお花

秋から春にかけ成長し花を咲かせ、暑くなると地上部が枯れる寒い季節のお花です。

チューリップと並び春の花の人気種。薄い花びらが幾重にも重なり可愛らしくも豪華な雰囲気を醸し出すお花です。品種も沢山あって、お花屋さんでも良く並んでいるお花です。ぜひ、お気に入りのラナンキュラスを探してみてください。

花名の由来

ラナンキュラスの原種がカエルが多くいるような湿地に自生し、葉の形が「カエルの足」に似ていることからラテン語の「rana(カエル)」を語源とし、ラナンキュラスと名前がつきました。原種は今のラナンキュラスからは想像つかないような、5弁の花びらで成立している黄色い花。金色に輝く様に咲いている姿からバターカップ(Buttercup)という英語名がつきました。

歴史

南西アジア、ヨーロッパ、アフリカ北部原産で、フランスやオランダに渡り品種改良が進み、様々な品種が生産され流通しています。日本でも春に人気の花として品種改良も行われており、今後も様々な品種を楽しめるお花の一つです。

注意点

葉は弱いので、一輪で生ける際に、葉を残したい場合は残しても問題ありませんが黄変し始めたらすぐに取り除いて下さい。
茎が腐りやすいので、花瓶には浅めの水で活けて下さい。
湿度が高い状態で花弁に水滴がつくと灰色かび病になる事があるので花弁に水滴がつかないように注意して活けて下さい。
小さくて硬い蕾は咲かずに終わる事もあります。

日本の産地

山形県、群馬県、長野県、千葉県、香川県、宮崎県

属性
キンポウゲ目 キンポウゲ科 キンポウゲ属
原産地・自生地
南西アジア、ヨーロッパ、アフリカ北部
学名
Ranunculus asiaticus
英名
Persian buttercup
和名
花金鳳花(ハナキンポウゲ)
開花期
4月〜5月
出回り時期
10月〜6月
花言葉
晴れやかな魅力、名声、忘恩
水揚げ
水切り
湯揚げ
品種
シャルロット、レオニャン、エクレール、アルベール、ポムロール、レイネッテグリーン、ミケーネ、エム、コート、ローヌ、雪てまり、モロッコ、アリアドネ
ドライフラワー
OK(ドライフラワーとして楽しめます)
栄養剤
◎(効果が大きいので必ず使用して下さい。)
備考
切り花鮮度保持材は花が大きく開き、薄い花びらに張りがでます。切り口の腐りを防ぎますので必ず使用して下さい。
  • ※日持ちの目安はあくまでも目安の基準としてご利用下さい。
  • ※開花期・出回り時期は気候や状況次第で変化しますのでご注意ください。
  • ※ドライフラワーは時間とともに色褪せていきますのでご注意ください。
花図鑑

花図鑑

一般的なお花屋さんに並ぶお花を中心に図鑑形式で、花の名前や特徴を紹介しています。

切り花を生ける際のポイントやドライフラワーとして楽しめるかどうかも紹介しています。